「『靖国』著者インタビュー 坪内祐三さんに聞く」『彷書月刊』1999年?月号

聞き手は七痴庵と高橋徹のおふたり。これ、ぱらぱらやっていたらたまたま見つけて、別にコピーするつもりもなく眺めていたんだけど、次のようなやり取りがすごく気になったのでコピー。

―そのドキッとしたのは何なんだろう、ということをたしかめるために、この本をかいた。と、この姿勢がすごく、とてもいいですよね。
坪・いいでしょう。(笑)始まりとしては、
―本の出来方っていうか、自分の中にひっかかったことで始まるっていうのが、すごくいいですね。
坪・ありがとうございます。ほめていただいて、何か、その人にとってリアリティーのないノンフィクションて多いじゃない。最近。単なる研究対象とか、テーマにすぎなかったりする。

特集・淡島寒月没後七十年『彷書月刊』1996年5月号