新宿展は時が止まっている。BIGBOXが輝いていた時代で。出展しているのはBIGBOXとさほど変わらないなのだけど、BIGOXのときはもっと、ドライヴ感とまでは言わないけど、微妙に同時代の匂いがある。あれ、そう考えると、BIGBOXには同時代的なムードを漂わせる力が残っているっていうこと?

林達夫久野収『思想のドラマトゥルギー』(平凡社)1974

東京古書会館・新宿展(せいしん)にて210円

仲俣暁生『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』(basilico)2007

東京古書会館・新宿展(さとし書房)にて800円

成田龍一編『近代日本の軌跡9 都市と民衆』(吉川弘文館)1993

東京古書会館・新宿展(いこい書房)にて500円