須賀敦子須賀敦子全集第4巻』(河出文庫)2007

隣町のショッピングモール内の書店で購入
1巻は見当たらず、2巻と4巻だけが並んでいた。どちらを買おうか、「エッセイ(1957〜1992)」(2巻に収録)のほうが気楽に読めそうだけどなあ、と思って立ち読みしていたら、店員がやってきて、河出文庫の棚をごそごそいじって、おかしいなあ、どこにいったんだろう、というような動きをみせている。手に持っているメモをちらりと見ると、おお、「須賀敦子全集2」と。
そうか、誰かこの本を探しているのか。しかし、そのメモには10冊近くの本が列挙されている。おいおい、10冊も店員に探させるなよ、とムッとしたので、この本は俺がいただくことにしようかとも思ったのだけど、2巻と4巻、どっちと仲良くなれそうかといったら4巻だったので(それは立ち読みの結果そう思ったのではなく、単なるフィーリング)、「これですか?」と店員に渡しておいた。
店員はただただ怪訝そうな目でこちらを見ていた。

矢野誠一志ん生の右手 落語は物語を捨てられるか』(河出文庫)2007

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