宮崎哲弥『新書365冊』

朝日新書 2006年10月
ジュンク堂書店池袋本店にて購入
「権力の完全なインサイダーになるってことは、取りも直さず、メディアや評論家の論評の対象になるってことよ。そんなミイラ取りがミイラになるみたいな不細工なことはやりませんよ」(『論座』2006年11月号、p.170)なんて言っていた宮崎さんが、「業界ナンバーワンの“新書読み”」なんて帯文の付いた新書を出すことになるとは、ね。まぁ、「権力の完全なインサイダー」以外は「論評の対象に」ならないんだろうから、何も言いませんけど。