試験監督をしながら『同時代も歴史である』を読み返す。映画「ビートニク」を観ているときに、ふと読み返したくなっていたのだが、読んでいるとまさに「ビートニク」の記述に出くわす。

そういった作家論だけでなく、『行動と逆行動』には読みごたえのある評論がたくさん収録されていた。例えば、「一般大衆、知識階級、社会批評」や自らの世代について語った「若い世代」やビートニク批判である「世間知らずのボヘミアン」といった評論が。(p.72)

この部分にかぎらず、半年経って読み返してみたときに、最初に読んだときには自分に引っかからなかった箇所が気になって、あぁ、半年でも多少変化があったのかな、なんて思ったり。