• SPA!』11月14日号

近所のコンビニにて購入

    • 対談

「履修漏れはどうでもいい」というのは同意する。ただ、そのどうでも良さは「昔からあったこと」によるものではなく、誰も本気で問題だと思っていないのに騒ぎになっているという点においてどうでもいいのだ、俺は。「生徒がかわいそう」なんて平然とコメントしている馬鹿は、『履修したかったのに履修漏れさせられた』と思っていた生徒がどれだけいたか、調べて欲しい。ほとんどの生徒も大人も、べつに履修しなくたっていいじゃん受験に関係ないし、という気持ちでいるのに、どうして騒ぎになってしまうのか、理解できない。
そりゃあタテマエとしては「べつにいいじゃん」と言うべきではないだろうけど、そこでのタテマエが何の実感も実体も伴わないものであれば、そんなタテマエに一体何の意味があるのだろう。

坪内 でもさ、これが大学教育の現場になると、生徒を平等に扱わないことが、教育の原点だからね。
福田 そうですね。
坪内 つまり生徒たちに、民主的に接するなってこと。こいつはおもしろいヤツだなって思ったらやっぱりヒイキしますよ。そうすることによって、嫉妬心が生まれ、それがモチベーションになって、よしじゃあ自分も、とね。そういう子が見違えるように伸びたときが、一番嬉しいよね。

ヒイキされたいわけじゃないけど、少しくらいは「おもしろいヤツだな」と思われたいね、願わくば。

東京堂書店ふくろう店にて購入
最近、人様のブログで本や雑誌を知る機会が増えた。うーん、よくないね。

    • 第一特集「90年代カルチャー」完全マニュアル

コーネリアス北沢夏音×三田格中原昌也カヒミ・カリィ、ソカベ恵一、スチャダラパーなど。
俺が上京したのは2002年の春。広島にいた頃はカルチャーなんてものに触れることなく過ごしていたから、「90年代カルチャー」なるものがどういうものだったのか、ほとんど分からない。